前回の投稿では、自律神経の乱れる原因について書きました。
今回は予防法について紹介して行きたいと思います。
日常生活でできる予防法
▶▶▶精神的なストレスに強くなる
会社、家庭、学校などにおける人間関係による逃れられないストレスとも、うまくつきあっていくことが大切です。
気長に考える、前向きに考える、楽観的にとらえる、自分に自信を持つなど、
気持ちをコントロールしてストレスに強くなりましょう。
問題を一人で抱え込んでしまわず、誰かに相談するなどの上手な解消法を身に付けることも大切です。
▶▶▶心身をリラックスさせる方法を見つける
心地の良い音楽を聴くと、リラックス状態が得られます。
また、ぬるめのお湯にゆったりと時間をかけてつかることや、アロマセラピーを取り入れることなど、
自分なりのリラックス法を見つけるようにしましょう。
また、肩や腕にぎゅっと力を入れた後、フッと体の力を抜くようにすると、心身ともにリラックスする効果があります。
仕事の合間に試してみましょう。
▶▶▶ライフスタイルを見直す
生活を構成する食事、睡眠、休養、労働(勉強)、運動の5つが、
毎日規則正しく行われていると生体リズムも順調に回ります。
どんなに忙しくても、1日3回の食事を楽しく味わうゆとりを持ちましょう。
睡眠時間を十分にとり、食事時間を一定にし、おかずの数を増やすなど食生活の質を高め、
適度な休養や運動を心がけましょう。
乱れた生活を正し、リズムを取り戻すには、早寝早起きの習慣をつけることも大切です。
▶▶▶適度な運動をする
スポーツは、運動不足の解消はもちろん、汗を流すことで気分がすっきりして倦怠感がなくなり、
精神的な充実感も得られます。
また、定期的に運動を行うことで生活のリズムも作れます。
ウォーキングなどマイペースでできる運動を無理のない範囲で始めて、運動習慣を身につけましょう。
▶▶▶ビジネス書を読んでみる
ビジネスのノウハウ本には、仕事に関するストレスを軽減するヒントが書かれています。
自分に合ったストレス対策を見つけるためにも、読んでみるのもいいでしょう。
▶▶▶カルシウムを積極的にとる
カルシウムには、神経の働きの緊張を鎮め、精神的なイライラを抑える効果があります。
カルシウムは、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、めざしや干しえび、
わかさぎなどの小魚、小松菜、ほうれん草、チンゲン菜などの野菜に多く含まれていますので、
積極的に食べるようにするといいでしょう。