花粉症が気になる季節となってきました。
花粉症の原因や症状、対策、改善方法は人によって様々となります。
鼻水や目のかゆみといった代表的な症状以外にも様々な体の不調を引き起こし、
普段の生活に支障が出てしまうことも少なくありません。
今回は、花粉症の原因についてご紹介します。
▶︎花粉症とは?
花粉症は、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれており、
飛散したスギやヒノキ等の花粉が目や鼻等から体内に侵入した際に、
それを排除しようとして免疫反応が働くことで起こります。
花粉がアレルゲンとなり、目のかゆみや鼻水、鼻詰まり等を引き起こしてしまいます。
▶︎花粉症の原因について
私たちの身体は、花粉という異物[アレルゲン]が侵入するとまず、それを受け入れるかどうかを決めます。
そして異物が身体に害があると判断した場合に排除しようとします。
身体は『IgE抗体』という、これと反応する物質をつくる仕組みを持っています。
IgE抗体ができた後に再びアレルゲンの原因となる花粉が体内に入ると、
鼻や目の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合し、
その結果、肥満細胞から化学物質[ヒスタミン等]が分泌されて花粉を体外に放り出そうとするのです。
これが花粉症のメカニズムとなります。
日本で花粉症の主な原因となる植物は、スギの他にもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギ等、約50種類の植物が存在します。
▶︎花粉症のアレルギー症状とは
花粉症の三大症状と言われているのが、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりとなります。
異物が目や鼻から侵入すると、その異物を外に追い出そうとしたり、
体内に入りにくくしようとする生体防御反応が働き、くしゃみ、鼻みず、鼻詰まりが出現するのです。
また、これらの他にも見逃されがちな症状もあります。では、そんな花粉症の辛い症状を説明していきます。
くしゃみ
異物[花粉]を外に輩出しようとしてくしゃみは起こります。
花粉症のくしゃみの特徴としては、何度も連続して起こる事があります。
鼻水
鼻水は異物を洗い流そうとして起こる現象となります。
花粉症の鼻水の特徴としては、サラサラした水っぽい鼻水となります。
風邪等では粘り気のある鼻水の場合が多いです。
鼻詰まり
鼻詰まりは、鼻の粘膜が炎症等によって狭くなってしまう事で起こり、
特徴としては、他の症状に比べて後から症状が現れます。
目の痒み
目のかゆみも花粉症の特徴的な症状の1つとなります。
目の粘膜に花粉が入ってしまい、炎症が起こる事で痒みが起こります。
口の渇き
鼻が詰まる等の症状により口呼吸をしてしまう為、どうしても口や喉が渇いてしまうことが多いです。
匂い・味が分からなくなる
鼻から息が吸えなくなってしまうことで、匂いを感じる事が出来なくなってしまうことも。
その結果、食事等をしていても味も分からなくなってしまう場合があります。
咳が出る
口呼吸になってしまうため、どうしても口の中や喉が乾燥してしまいます。
それにより、咳が出やすくなる場合があります。
また、口から呼吸をする事で異物等を吸い込んでしまうことも咳の原因となります。
不眠がちになる
鼻が詰まるので、夜に苦しくて眠れなくなってしまう場合もあります。
横になると普段より鼻が詰まりやすくなるため、日中は症状が軽い方でも夜になると重くなる方もいます。
泰乃郷整骨院では、水素灸というメニューを取り入れております。
他ではあまり受けることができない、まだ取り入れてる所が少ない新感覚の施術です。
こちらの施術は、花粉症(鼻水や目の痒みなどの炎症)を軽減する効果が期待されています。是非お試しください!