コラム

便秘の原因を暴いていこう!

 

前回は便秘の定義と引き起こされる症状についてご紹介させていただきました。

今回は便秘の原因を暴いていきたいと思います!(笑)

腸の働きの悪化

▶︎偏った食生活や栄養バランス

腸のぜん動運動は食べ物が胃に入ると起こるため、ダイエットなどで食事を抜いていると、運動が起きる回数が減ります。

その結果、ぜん動運動が起こりづらくなり、便秘がちになってしまいます。

また、便は食べたものの残りカスなので、食事量が少なければ十分な量の便が作られなくなります。

特に、近年注目を浴びている低糖質ダイエット(炭水化物抜きダイエット)は、

炭水化物だけでなく食物繊維の摂取量も減ってしまうため、便秘になりやすいと言えます。

▶︎下剤を使い続けている

結腸(大腸の大部分を占める上行結腸、横行結腸、下行結腸、S字結腸)

に刺激を与えて便を押し出させる作用のある強い下剤を使い続けていると、

結腸の反応が鈍くなってしまい、下剤なしでは排便できない状態になってしまうことがあります。

自律神経の乱れ

▶︎ストレス

副交感神経は、心身がリラックスしているときに優位になります。

ストレスにより交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなると、自律神経のバランスが崩れ、

腸の働きも悪化し便秘になってしまうことがあります。

ストレスにより自律神経のバランスが崩れると、腸の働きも悪化し、便秘になりやすくなってしまいます。

また、既に便秘の症状が出ている場合、症状を悪化させてしまうこともあります。

▶︎睡眠不足

副交感神経は、睡眠中などリラックスしている状態のときに優位に働きます。

睡眠不足の状態が続くと副交感神経の働きが鈍くなり自律神経のバランスも崩れます。

そのため、不規則な生活などが理由で睡眠不足になると、自律神経の乱れや体内時計の乱れを引き起こし、

腸に悪影響を与え、便秘になってしまうことがあります。

▶︎冷え

冷えは、腸の働きを司っている自律神経のバランスを乱すことがあるため、

腸の働きを悪化させ、便が排出されづらくなります。

夏は、エアコンによる屋外と屋内との温度差で、自律神経が乱れることがあるため注意が必要です。

冬は、寒いために水分を摂る量が減る傾向にあり、

水分が不足すると便が硬くなり、排便がしづらくなるので、冷えとともに水分対策も必要になります。

また、冷えによる血行不良などで腸の働きが悪化し、吸収・消化機能やぜん動運動が鈍くなることもありますので、

便秘に悩んでいる人はお腹を温めることを意識するとよいでしょう。

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