整骨院で提案される歪み矯正や骨盤矯正、姿勢矯正などの「矯正」施術はどんな症状に効果があるのでしょうか。
その内容を解説したいと思います。
歪みによる悪影響について
整骨院だから骨に関する悩みだけしか診てもらえない。
そうした印象も強いかと思いますが、整骨院では「歪み矯正」を含む矯正施術も行います。
身体に歪みが現れるとどんな悪影響が出るのかというと、女性の場合には「生理不順」「不妊症」「冷え性」「便秘」「自律神経症」 などにも繋がります。
女性で気をつけたいのは骨盤の歪みです。そのままにしてしまうと「背骨の歪み」を起こしてしまい「肩こり」「腰痛」などの原因にもなります。
女性の場合は、出産による骨盤の開きによって「産後腰痛」の症状が現れやすくなります。
女性の骨盤の歪みで目立つ症状となるのが「腰痛」です。
骨盤が歪むことによって上半身を支えるのに負担がかかり、腰の筋肉にも大きな負担がかかります。その結果、腰痛が生じます。
歪み矯正は何回くらいで効果がでる?
整骨院で歪み矯正(骨盤矯正)を行うとして、それが産後であれば2ヶ月〜6ヶ月くらいが、一番変化が出やすい時期です。
この期間に歪み矯正を受けるのが良いでしょう。そのことにより効果が出るまでの回数も早く、おおよそ軽度なら8回〜で、3ヶ月間を目安の期間として施術を受けると良いでしょう。
では、歪み矯正をするとどれくらいで改善するのでしょうか。
完治というのは、日常生活の状態だったり筋肉量によっても変わります。
1人ひとり歪み方に違いもありますし、整骨院で歪み矯正の施術が終わったとして何ヶ月間も放置すると歪みが戻る場合もあります。
そのため、歪みがひどい方や筋肉量が少ない方が最適な状態に戻すまでに何ヶ月とは一概に言えないものです。
しかし、効果が期待できるのは先にあげた3ヶ月が目安でしょう。
整骨院での矯正の流れ
整骨院での歪み矯正では、集中矯正期を設けています。
集中的に矯正を行うことにより土台を形成する期間になります。
その効果が見受けられたら回復期です。
歪みをしっかり回復させていく施術を整骨院では行います。
そして、歪みが戻らない安定期を設けて、整った位置を身体に覚えさせます。
ここまで来たら戻りは限りなく少なくなりますが、整った状態を維持していくためにメンテナンス期間を設けていて、整骨院には月1や半年に1度など、状態によって通うことになります。
このような流れで条件を満たすことができれば、歪みは改善するでしょう。