部下・後輩へのイライラ
次に、イライラさせられる『職場の部下や後輩の3つのタイプ』と『その対処法』を紹介します。
イライラさせられる『部下・後輩の3つのタイプ』
1.『仕事が遅いタイプ』
あなたの周りに「仕事を頼んだのに、期限になっても全く終わっていない」という仕事が遅い部下や後輩はいませんか。
そのような後輩を持ってしまうと「自分が先輩に頼まれたら昼までには終わらせているのに…」と
つい自分と後輩を比較して、イライラしてしまうものです。
また、後輩に「これ、〇日中に終わらせて」と仕事を頼んだのに、期限になっても終わっていないだけでなく、
期限後にも何も言わずにその仕事を続けていたら、ストレスが溜まってイライラが止まらなくなりますよね。
2.『指示しないと動かないタイプ』
仕事に対して受け身で、こちらが指示しない限り動かない部下や後輩もよくいますよね。
特に、自分がすごく忙しい時に、隣で何もせず暇そうにしている部下を見ると、イライラが溜まって怒鳴りたくなります。
せめて状況を見て「お手伝いできることはありませんか?」という一言が欲しいところです。
3.『返事は良いが行動が伴わないタイプ』
指示したり注意すると、その時は「ハイ!分かりました!」と返事はいいものの、
一向に行動が伴わない部下・後輩もいます。
「とりあえず、返事だけしておけばいいか」と自分が甘く見られているのではないかと感じて、
イライラが募ってしまいます。
◆対処法:相手に期待しすぎない
部下や後輩にイライラしてしまうのは、相手に期待しすぎているからです。
相手に期待してしまうと、その人が自分の期待通りに動かなかった時に、
「なんでできないんだ」とイライラしてしまいます。
どのような大企業でも、仕事ができる人がいる一方で、仕事ができない人も必ずいるものです。
そういった部下や後輩を持ってしまった人は
「この人はここが限界なんだ」ということを理解して諦める、のもひとつの考え方です。
できない人にいくら期待しても、できないものはできません。人はそう簡単には変われないものです。
それでも期待し続けてしまうと、あなたのイライラが限界に達して、ストレスで疲れ果ててしまいます。
初めから相手に期待しないようにすれば、人に対してイライラすることもなくなります。