▶︎仕事量が多すぎる
たくさんの仕事を抱えすぎてしまうと、「あれもやらなきゃ!」「これが終わったら、あの案件を…」と、
常に先のことばかり考えてしまい、今やるべき仕事に集中できなくなってしまいます。
そうなると、仕事の能率が落ちてしまい、普段できている仕事が思うように進まなくなるので、
業務へのイライラが募ってしまいます。
▶︎とにかく時間が足りない
時間に余裕があって予定通りに業務が進んでいれば、誰でも気持ちよく仕事ができるものです。
しかし、締切までの時間がなくなって予定に支障がでてくると、
焦りから心の余裕がなくなってしまい、常にイライラした状態になってしまいます。
▶︎残業が多い
残業が多くなると、帰宅時間が遅くなり、プライベートの時間がなくなって、睡眠時間も削られてしまいます。
残業ばかりして1日の大半を仕事に追われて過ごしていると、
心身のバランスが崩れて、些細なことでもイライラするようになってしまいます。
そうなると、自分や他人のちょっとしたミスにもイライラが止まらなくなってしまい、
人間関係にも亀裂が入り、最後には「もう会社を辞めたい…」とまで思ってしまうようになります。
◆対処法◆ 完璧主義をやめる
「仕事が多い」「時間が足りない」「残業が多い」と感じている人は、完璧主義になってはいませんか。
もし心当たりがあれば、もう少し肩の力を抜いてみましょう。
ひとつひとつの仕事を全力でやり遂げるのは素晴らしいことですが、
常に全力投球をしていては仕事を片付けるのに時間がかかり、どんどん業務が溜まってしまいます。
仕事が溜まると、時間に追われるようになってしまい、残業が増えてしまいます。
それがイライラの原因です。
もしあなたに「自分は完璧主義かも…」という自覚があれば、それがイライラの根本的な原因かもしれません。
そのため、仕事は『100%ではなく、60%の完成度でいいので早く仕上げる』という考え方を持つようにしましょう。
この考え方を頭に入れておくだけで、仕事のスピードが格段に上がるので、イライラすることも少なくなります。
また、会社では、一般的に『仕事のクオリティー』よりも『スピード感』が評価されます。
あなたの周りでも「仕事が粗いけどスピード感があって評価されている人」がいると思います。
仕事に過剰に時間をかけてしまうと、上司が仕事内容を見る前から
「こいつは仕事が遅いな…」と不満に感じてしまうので、
どれだけ時間をかけて素晴らしいデータを作ってもその評価を覆すのが難しくなってしまいます。
仕事が多少雑でも素早く仕上げる人は「おっ、仕事が早いな!」と初めの印象が良くなるので、
仕上がりがやや雑だとしても全体的な評価が高くなります。
このように、完璧主義をやめることで、仕事をスピーディーにこなせるようになり、時間に追われることもなくなります。
結果、イライラすることが減ります。
さらに、仕事にスピード感があると、上司からの評価もよくなるので、一石二鳥ですよね。