コラム

身体の不調と自律神経の関係ついてご紹介

なんとなくだるくてやる気が出なかったり、

寝つきが悪い、めまいがするなどありませんか？

実はその原因は、自律神経の乱れかもしれません。

今回は、身体の不調と自律神経の関係ついてご紹介します。

 

 

▶︎自律神経が乱れる原因

自律神経の乱れという言葉は聞いたことがある方も多いかもしれません。

自律神経には、呼吸器や循環器などを調整する働きがあり、

自律神経という名前の神経があるわけではなく、

交感神経と副交感神経の２つの神経のバランスを取ることで、身体の調子を整えています。

そして、この２つのバランスが崩れることで、身体に様々な不調が現れてしまうのです。

 

 

▶︎交感神経と副交感神経の働きの違いとは

交感神経と副交感神経は、名前は似ていますがその働きはまったく異なります。

交感神経は、主に日中に働く神経です。

身体を活動させているときに優位に働きます。

副交感神経は、安静時、夜に働く神経です。

身体を休めたり、回復させるときに優位に働きます。

この２つの神経は、私たちの意志とは関係のないところでバランスを取り、

私たちの身体の機能を調整してくれているのです。

しかし、ストレスによりこのバランスを崩してしまう場合があります。

 

 

▶︎ストレスは精神的ではなく身体的なものも含まれる

ストレスは精神的なもののイメージがありますが、

ここでいうストレスとはそれだけではなく、身体的なものも含まれます。

 

身体的ストレス

気温や気圧、騒音や光などの外的な刺激も身体にはストレスになります。

その他にも、運動不足や長距離通勤などもストレスの原因となることも。

また、ストレス解消でやってしまいがちな過食やお酒、煙草なども原因になります。

身体の中から生まれるストレスとしては、睡眠不足、夜更かし、不規則な生活などが挙げられます。

そして、女性には生理痛などもストレスとして身体の中に蓄積していくのです。

 

精神的ストレス

仕事、学校、家庭環境や人間関係などが主な原因となっており、

その他にも、将来の不安など、目に見えないものがストレスの原因となることも。

性格的にも真面目で正義感の強い人が精神的なストレスをためやすいと言われています。

そして、ストレスをうまくコントロールできずにため込んでしまうと、

自律神経のバランスが崩れてしまいます。

 

 

▶︎ストレスとうまく付き合う

ストレスは、うまく付き合うことで負荷の量を減らすことが可能です。

抱えられるストレスの量は人によりで異なります。

 

完璧にこだわらない

完璧にこだわりすぎない方がストレスは溜まりにくくなります。

つい完璧を求めてしまう方は、意識的にブレーキをかけることから始めてみましょう。

 

自分だけの時間を確保する

ゆったりとお風呂に浸かったり、趣味の時間を作るなど、

１日に少しの時間でも良いので、自分だけの時間を確保してリラックスしましょう。

 

軽い運動を心がける

身体を動かすことが苦手でも、運動を全くしないことは身体にとってはストレスになります。

ウォーキングやストレッチなどで、身体を軽く動かしてみましょう。

自律神経の乱れで悪くなった血流も改善されるのでおすすめですよ。

 

 

原因不明の体調不良に悩まされたら、

自律神経の乱れを疑ってみても良いかもしれません。

ただ、体調がすぐれない場合は、他の大きな病気になっているという可能性も考えられるため、

必ず一度、専門の病院にかかるようにしてください。