▶︎整骨院を利用する人とは
首や肩、腰や膝が痛い、あるいは脚や手先に痺れるといった症状があるのなら、
整骨院を利用しましょう。
また、関節の可動域に制限がある人をはじめ、
事故などによって人工関節の手術などを受けたのち、
動作機能が低下したままの人も利用することができます。
通常なら、理学療法による改善、強化などの機能訓練を行う
いわゆるリハビリが受けられるのですが、
通院するにも距離があり整骨院のほうが近いという場合にも利用可能です。
この場合、理学療法士ではなく、柔道整復師が携わってくれます。
ちなみに、小児から高齢者まで、どなたでも利用可能で、
一人ひとりの症状・状態にあったリハビリを受けることができます。
▶︎ どのくらいの期間通うのか
症状には個人差があります。
痛みを感じ出してからの期間、症状の軽重症度によりますので、一概にはいえません。
しかし、目安としては、半年以上痛みを抱えている慢性痛であれば、
緩和させるのも同じ程度の期間がかかるといいます。
また、どのくらいの頻度で通院すべきなのか、
これも痛みの程度、症状に応じて通う頻度は異なります。
実績豊富となる柔道整復師が提案してくれるのですが、
目安としては、週2回以上のリハビリを受けることで施術もスムーズに進むと言われています。
症状がある程度おさまってきたら、
その後は2週に1回、月に1回といったペースでリハビリの頻度を減らすことになります。
ちなみに、痛みや痺れ、歪みがなくなったからといっても、再発する可能性もあるため、
定期的なメンテナンスも必要になるといいますから、や
はり整形外科などよりは通いやすい整骨院がおすすめです。
▶︎リハビリの痛みについて
痛みに関して、柔道整復師も細心の注意を払い、痛みが少ないように配慮してくれます。
ちなみに、痛みが出やすいリハビリと言われているのは、
術後であったり、骨折によるギブスを外したのちの関節の曲げ伸ばしになります。
しかし、適切な時期に適切な施術を行わないと、関節周囲が固まってしまい、
日常生活に不便が生じる可能性も否めないので、
防止するために受けることは避けられないでしょう。
また、整骨院はマッサージ師、はり・灸師などの資格を取得した専門家も在籍しています。
痛みや痺れを温めながら緩和させるといったリハビリを受けることができます。
痛みが強く出ていても、こうした施術を組み合わせることができるので、
負担も軽減できるのはウリのひとつです。
しかし、整骨院では、打撲、骨折などのケガの応急措置を行っています。
医療行為は禁止されていますが、同じ医療関連ですから、全力でサポートしてくれます。