コラム

産後の整骨院の骨盤矯正はいつからいつまで通う?回数は?

妊娠・出産で開いた骨盤を引き締めて体型を元に戻したい、という要望を持っている方は多くいらっしゃいます。

しかし、産後骨盤矯正では出産後いつからいつまで整骨院に通うのが目安なのか分からない、という方もいらっしゃるでしょう。

そこで、産後骨盤矯正で整骨院に通う期間や回数の目安をご紹介します。

整骨院は産後2カ月頃から通うのが一般的

出産後の整骨院は体調が安定してきた産後2カ月頃から通うのが一般的です。

しかし、1カ月検診で問題なければ最短で産後1カ月から整骨院でのケアが可能となります。

いつからスタートさせるかについてはご自身の体調や医師の判断で決めると良いでしょう。

 

産後すぐに骨盤矯正をする理由は、出産後の骨盤が歪んでいる状態のまま長い期間経過するとその状態が癖になり元の状態に戻すのに時間がかかってしまうからです。

しかし、産後すぐに整骨院でケアすることでまだ柔らかい状態の骨盤を矯正することになるので、元に戻るのも早いのです。

骨盤矯正の効果が定着するのは2～3カ月が目安

整骨院の骨盤矯正で効果が定着するのは約7回程度～約15回程度、約2カ月程度～約3カ月程度が目安となります。

最初の3～4回は数日から週に1回程度のペースで施術を行い、骨盤を正常な位置に戻します。

骨盤が正常に戻ったら間隔を空けてその状態をキープできるように調整する、というようにケアしていきます。

出産後6カ月ほどでリラキシンの分泌が止まり、骨盤が固定されていきます。

 

つまり、この期間に継続して整骨院で調整を行い、正しい位置に骨盤を固定していくのです。

回数や期間には個人差がありますので、いつから効果があるのか、いつからいつまで行うか、施術の回数などについては整骨院のスタッフのアドバイスを受けながら通うようにしましょう。

産後骨盤矯正はさまざまな身体の不調にも効果的

骨盤の歪みはさまざまな不調を引き起こします。

例えば腰痛は妊娠中から悩まされている方も多く、妊娠で骨盤が歪む上に産後の育児などで、慢性的な腰痛へとつながっていく可能性があります。

 

整骨院では骨盤を正常な位置に戻し、こり固まった筋肉をほぐすことで腰痛の緩和を促します。

さらに、妊娠中の姿勢や骨盤が開いて内臓が下がったことによるぽっこりお腹、骨盤底部にある筋肉が緩んだことによる尿漏れなどの改善も骨盤矯正により期待できます。

産後早めのケアが効果的

妊娠中に歪んだ骨盤は早めのケアをすることで元に戻していく事が可能です。

体型を戻したい、出産前に履いていたパンツを履きたい、という方は産後骨盤矯正がおすすめです。

 

産後の体調は人それぞれですので医師の指示のもと、いつから始めるかを決めると良いでしょう。

また、心配な場合は事前に整骨院で相談のうえ、無理のないケアをするのがおすすめです。