血流を調整?加圧トレーニングとは
加圧トレーニングとは、腕と脚の付根に専用のベルトを締め、
個人に合った適正な圧力を加えて血流量を制限してトレーニングを行う方法です。
血を止めてトレーニングしても大丈夫?と思う方もいますが、
加圧トレーニングは専用のベルトで「適正な圧力」をかけて血流を制限しているのであって、
止めているわけではないので問題ありません。
加圧トレーニングは専用のバンドで腕や脚の付根を締め付けて行います。
バンドをむやみに強く締めても、緩く締めても効果がない所か危険なので自己流では絶対に行わないでください。
加圧トレーニングは専用のベルトと適切な圧力をバンドにかけられる指導者の管理の下、行う事が必要です。
低・短・短で効果抜群!
「低負荷」、「短時間」、「短期間」で効果が表れる加圧トレーニング。
その特徴は極めて低負荷(最大筋力の20%~30%)でトレーニングする方法にも関わらず、
高負荷(最大筋力の80%)と同等もしくはそれ以上の効果を得られると言われています。
また1回の加圧トレーニングは腕10分、脚15分程度で終わり、全身を30分位で鍛えられます。
通常のトレーニングで全身を加圧トレーニングと同程度のレベルになるまで行おうとすると、
2時間以上かかってしまう事を考えれば、かなり時間短縮できるのです。
そして通常のウエイトトレーニングでは筋肉(筋繊維)に負荷をかけて損傷させ、
時間を置き回復させる事が効果を出す主なポイントですが、加圧トレーニングは体内環境を変化させる事が目的であり、
筋肉の損傷は少ないので、回復にかかる時間が大幅に短縮されます。そのため短期間でも効果が出やすいのです。
加圧トレーニングの6大効果
▷ダイエット
加圧トレーニングを行うと増大する成長ホルモンによって、太りにくい体になります。
また、トレーニングによって筋肉が増えると、脂肪が燃焼しやすい体になります。
▷若返り・美肌
加圧をすると通常の約290倍もの成長ホルモンが分泌されたという研究結果が出ています。
成長ホルモンは、肌のハリやツヤを取り戻し、脂肪のつきにくい体にしてくれます。
▷筋力アップ
軽い負荷で高い効果が得られるので、トレーニングを続けやすいのが特徴です。
さらに骨や関節への負担が少なくケガなどもしにくいので、老若男女誰でも実践できます。
▷回復力アップ
加圧をすると骨折や肉離れ、ねんざなどのケガの回復が早くなるという研究データがあります。
成長ホルモンによって、筋肉や人体の修復が早まると考えられています。
▷血行促進
加圧と除圧を繰り返すことで、血管に弾力がよみがえり、血液を押し出す力が強くなります。
その結果、血行が良くなり、血流量も多くなるので、新陳代謝が活発になります。
▷諸症状改善
加圧によって血行が促進され、細胞の回復スピードが上がります。
その結果、冷え性や肩コリなど、血行不良が原因と思われる諸症状が改善されます。