夏の自律神経チェックリスト
朝晩は過ごしやすい気候になってきましたね。
夏も後半戦になってきましたが、みなさま夏バテ気味になっていませんか?
夏バテと言えど、これも立派な内臓失調&自律神経失調症なのです。
ただ、夏バテといっても自律神経の乱れ方はさまざまです。
乱れ方のタイプによって、自律神経失調症のだいたいの進行度合がわかりますので
「やる気が出ない・体調不良が続いている。」
など、不調を感じる方は、ぜひ一度セルフチェックしてみてくださいね。
①「食欲がなく、イライラしてしまう…」交感神経型
- 食欲がない
- ものが飲み込みにくい
- 便秘気味
- 頭が締めつけられるような頭痛
- 感情が激しくなったり、イライラしがち
- 夜あまり寝つけない、あるいは何度も起きてしまう
- リラックスできない
この中で思いあたる症状がいくつかある方は、交感神経がかなり高まっている状態です。
(交感神経とは、脳や筋肉を緊張させる自律神経です。)
昼夜問わず忙しい現代人の多くは交感神経を使いっぱなしで、
副交感神経に切り替えられていない状態になってしまい、どうしても交感神経は高まりがちです。
しかし、食欲がなく、睡眠がうまく取れない、リラックスできないなどの症状が出てきているということは、
このままでは、からだが緊張しっぱなしで疲弊してしまいます。
自律神経のバランスを調える整体を受ける、ぬるめのお湯で半身浴をするなどをして、
副交感神経を高めてあげることが重要です。
②「体調が優れず、やる気が出ない…」副交感神経型
- 鼻水が出る
- 肌荒れが起こりやすい
- めまいや吐き気
- からだがぐったりと重い
- 胃が重い、あるいは、食欲がない、
- 下痢気味
- 冷え、むくみ、または、のぼせ、ほてりがある
- 集中力がなく、やる気が出ない
- 朝起きるのがつらい
この中で思いあたる症状がいくつかある方は、
副交感神経優位で、交感神経が働かなくなっている状態です。
(副交感神経とはからだをリラックスさせ、修復する自律神経です。)
副交感神経は眠っているときに働くのが基本で、
起きたら活動するための交感神経に切り替わるのが本来の状態です。
その副交感神経が、起きているときも長時間働いているということは、
それだけ、からだが疲れ傷ついているということです。
少食を心がけながら、しっかり食養生して、できるだけ安静にしていてください。
副交感神経のはたらきを高める整体を受けることで、回復が早まります。
③「疲れ切って何もできない…」自律神経疲弊型
- ①、②の症状が両方ともある
- 起きていても寝ていてもしんどい
- 食欲はないのに甘いものは食べたい
- 背中が痛い、だるい、重い
- 感情が激しくなったり、無感動になったりする
このような状態になってしまった場合、
自律神経は両方とも疲れ切っていて、バランスを失っています。
おそらくご自分で考えたりケアされるのもお辛い状況でしょうから、
まずは自律神経の不調を回復させる整体を受け、
体調に余裕がでてきたら、少しずつセルフケアをしていきましょう。
みなさまの自律神経の状態はいかがでしたか?
残暑やゲリラ豪雨に負けないよう、
しっかりと自律神経のケアして、乗り切りましょう!