よもぎ蒸しでカラダを温め、子宮の出口をやわらかくし、開くことで、スムーズな出産につながることもあるようです。
妊娠中でも安心な「よもぎ蒸し」。妊活や不妊治療として勧めています。
①産後の肥立ち
韓国では600年も前から伝わる歴史ある民間療法よもぎ蒸し。
その始まりは産後によもぎ蒸しをすると、「産後の肥立ちが良い」ということで各家庭で行われていました。
ちなみに産後の肥立ちとは・・・
妊娠で大きく変化した女性の身体が、出産を終え、妊娠前の状態にまで「回復」することをいいます。
大きく膨らんでいた子宮が元の大きさに戻る子宮復古や、
膣の収縮、子宮内に残った胎盤や血液が排出されていくことで、回復していきます。
子宮を温め状態をよくしていくことが、婦人科系にも良いとされ、その後一般的に広まっていきました。
②安胎作用
ヨモギ(漢方名ガイヨウ)の効能として『安胎作用』とうたわれています。
安胎とは、胎児を安らかな状態にするという意味があり、
血行を促進することで、安産への体づくりのサポートをしてくれます。
③粘膜から直接吸収
皮膚より吸収しやすく、子宮にダイレクトにつながる膣粘膜を、
漢方成分を含む蒸気で直接温めることで、婦人科疾患、妊活、産後によいとされています。
④子宮内の老廃物の排泄
下腹部の血液循環を促進することで妊娠しやすいカラダへと導きます。
血流をよくし低下していた機能が活発になることで、酸素たっぷりの新鮮な血液を体中に巡らせ、
よもぎに含まれるタンニンに解毒作用が、体の中に滞っている老廃物や毒素を発汗により排出。
子宮の不純物を除去することで、生理痛の緩和、生理周期の見直しなど、
本来持つ機能を取り戻し、健康な子宮へと導いてくれます。
⑤リラックス効果
よもぎに含まれる香り成分であるシオネールが、脳神経を鎮静化しストレスの緩和。
また、リラックス効果もあるため、優しい香りにココロもカラダも安定し、
新しい命を育むための妊娠力を活性化させます。